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自然なもの=安全とは限らない
この仕事をしていると、精油のことについてよくご質問を頂きます。
最近は特に「飲めるのか。原液塗布できるのか。」ということがしばしば話題になります。
答えは「できません」です。
植物学を学ぶと、精油は植物の生きる知恵だとわかります。葉っぱは光合成をするのに必要で、それを食べられてしまっては生きていけない。
だから虫たちに食べられないように、もしくは、食べ進めてきた時にぶつかるように、いわば「毒ガス」のように精油を配置しています。
ですから、殺虫作用もあるのです。私たちは虫ではないけど、生物です。
高濃度の原液を直接塗布なんてしたら、粘膜はただれますし、飲んでも同じです。消化管を傷つけます。
自然が作り出したものは、ナチュラルであっても、安全とは限りません。
国によって精油を飲用する場合もありますが、必ず「医学的管理が必要」です。
お薬のように使用する国では、国家資格である医療従事者によって管理されているのです。
人間って、ほんとうに身勝手だから、植物がせっせと作り出した生きる知恵を、さも自分たちの手柄のように使っています。
そういう私も自分のビジネスの一部として、精油を使わせてもらっているので、本当によくよく考えなければいけません。
感謝ということだけでなく、環境を守るという点からも、絶滅危惧の心材精油を控えるとか、国産の精油を使うとかたくさん課題はあります。
またその品質についても、皮膚に塗布したら経皮吸収され、血液によって全身に運ばれて影響が出ますので、当然慎重にならなければなりません。
本当に良い品質なのかどうか見極める力を持つためにも、日ごろからセラピストたちで勉強会などを続けていきます。
★参考
【AEAJ 安全に楽しむために 精油を使う際の大切な注意点】
アロマセラピーとハーブ療法の学術総会
今年(2025年)から、また時々ブログを書いてみようと思います。
新年最初の記事は学術総会についてです。
昨年、日本アロマセラピー学会と日本ハーブ療法研究会、合同の学術総会が開催されました。
現地には行けなかったので、オンデマンドでの参加でしたが、"The Rising of Aromatherapy and Phytotherapy"というテーマにふさわしい総会でした。
開会式の挨拶で、「これからの日本のアロマテラピーの展開を大きくしていく。様々な団体の結集、日本全体で国に働きかけていく。」と。
ちょっと身震いする感覚でしたね。
医師、看護師、薬剤師、大学の研究者、非医療従事者であっても「医療の中へアロマテラピーを!」と頑張っていらっしゃるセラピストさんなど、様々な職種の方が講演され、画面越しでもその熱が伝わってくるようでした。
現代医療では解決できない様々な問題を、解決できなくても、改善はできるかもしれない。
苦しんでいる人を、途方に暮れている人を助けてあげられるかもしれない。
そんな可能性がたくさんある植物療法。
もっと身近に、そして何より安全に、私たちの暮らしに役立てたらいいのになと、心から思います。
Aromatherapy Basic
今日はアロマの基礎を学ぶ、ベーシック講座の様子をご紹介してみようと思います♪
この講座の特徴は
- アロマを初めて学ぶ方に最適
- たくさんの楽しい実習がある
- 実習で作ったものを使って実際に体験ができる
です!
簡単に言うと「へ~!」「わー♡」の連続ということでしょうか?(笑)
今回アロマの基礎を学ぶ編では、アロマテラピーのこと、精油のこと、安心安全に注意すること、暮らしへの取り入れ方などを学びました。
この講座は試験を目指しているわけではないので、いかに実践的に使えるか、ということを大切にしています。
そして、実習は
- アロマスプレー → バスソルトに香りをつける
- バスソルト → 足浴体験
- トリートメントオイル
でした。
精油の使い方を知り、正しい精油の選び方がわかり、クラフト作りができるようになると、どんどん楽しくなりますよね!
受講して下さった生徒さんの声をご紹介します。
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● 岡山市 H.Yさま (アロマBasic)
友人に誘われてアロマヨガと施術を体験しました。その時に「津山のような田舎でも本物を提供したい」という言葉がとても素敵で、「ホンモノ」の先生から学びたいと思いました。学んでみて、芳香療法の奥深さ、植物療法の歴史、色々な国で民間療法として生活に根付いてきたそれらに惹かれています。分かりやすく解きほぐした内容のレッスンだったので、楽しい!しかありませんでした。
● 赤磐市 N.Oさま (アロマBasic)
友人の紹介でアロマトリートメントの施術を受け、優しく身体に寄り添う施術がとても心地良く、初めての体験でした。これから生きていくためにアロマが必要と感じ、受講を決めました。レッスンを受けてみて、アロマはどれも一緒だと思っていたら、違いもあり、奥が深く、精油の大切さを知りました。フランスでは飲用できる精油があること、また、体調によって求める香りも変化すること!アロマは鼻から入り、血液や身体に入っていくものだから精油選びは重要で、生活の必需品になりそうです。レッスン中に質問にも答えてもらえて、奥深く学べて嬉しかったです。アットホームな感じで安心して受講できました。実習で作った香りに感動しました。幸せな気持ちでレッスンを受けることができて、わくわくが止まりませんでした。
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市外からも通って下さる方が増えてきています。
津山って案外近い!そう言って頂けると嬉しいですね。
これからも楽しいレッスンをしたいと思います!ご受講、ありがとうございました♡
岡山県立森林公園 自然観察会
植物療法を学び直している時に、一番はっとさせられた言葉
『人は自然から遠ざかるほど、病気に近づく』
自然ってすぐそばにあって、いつも歩く道端にさえ、かわいい草があったりするのだけど。。余裕がない時って、その存在そのものに気付かなかったりしますよね。
例えばBIOの製品を使っているからといって、自然食品を食べているからと言って、全く自然と触れ合っていなかったら、それはまさに「不自然」なこと。。。
そんなことを考えていたら、すごく森へ行きたくなって
ちょうどよいタイミングで自然観察会があったので、初めて参加をしてみました!
今回は樹木医の國忠先生がガイドをして下さるという貴重な機会。
先生は巨樹や老樹の治療をされていて、西日本では3人しかいない、桜専門の委員なんだそう。
先生のお話はどれもこれも本当に興味深くて、知らないことだらけでした。
30年は使っているという、蒜山で手作りされたガマのリュックがすごくお似合いです!
10月末ですが、この日はすごく寒くて。。
こちらのあたりではまだ全然見られない紅葉も進んでいました。
かわいい苔があちこちにあって、触ったり写真を撮ったり♡
なぜか昔から苔が大好きです。
先生に教えて頂いて体験したこと
その①
キハダの小枝を剥いて、内皮を噛んでみました。ぬめりがあってすごく苦い!
これは健胃薬になるとのことで、まさに良薬は口に苦し。。
枝の中はとても綺麗な黄色で、染料の材料にもなります。
その②
ミズメの枝を折って嗅いでごらんなさいと。
するとサロンパスの香り!サリチル酸だ!
家材にも使われるそうなので、やはり防腐作用の強い木なんだろうな。
森林公園の植物は採取したり、もちろん傷つけてもいけないのですが
これらの材料は先生の魔法のポッケから出てきました(笑)
ポッケからはハサミやルーペ、熊の爪まで出て来て、ほんとドラえもん状態。。
参加者の方々はどう考えたって自然が大好きな人たち。
年齢層は高めでしたが、80歳でもどんどん登って行かれる方も・・!!
うーん。見習いたい。。
六本杉の観察。
このうち1本はヒノキなんだそう。
先生曰く、雪の重みなどで枝が垂れたりして、取り木のような感じで増えていったんじゃないかと言われていました。
ここの空気感は他と違って、なんていうか「気を感じる」ようでした。
樹だけに、、、( ´∀` ) 笑
森林公園は今まで何度も行っていましたが、こうした観察会に参加したのは初めて。
先生のお話も、みなさんと歩く時間も本当に楽しかったです!
先生は狩猟の許可もお持ちなので、私たちにはわからないフィールドサインもたくさん教えて下さいました。
動物たちが食べたあと、寝たあと、角を研いだあとなど。
それもすごく新鮮でしたし、自然は人間たちだけの物じゃないって、ちょっと背筋が伸びる感じでした。
やっぱり森はいいですね~
冬の間は閉園ですが、また春になったら歩きに行こうと思います♡
◉岡山県立森林公園
岡山済生会総合病院フェアー
緩和ケア病棟でボランティアをしていた頃に、看護師の方へハンドトリートメントのレッスンを行いました。それ以降、病棟でも機会があれば施術をして下さっているとのこと。
本当に嬉しい限りです!
今回は病院のフェアーで一般のお客様対象に施術をされるということで、事前にレッスンを行いました。
そして当日、私もお邪魔してきました☆
準備されたお部屋はプライベートも確保され、見晴らしもよく、何よりも心地よい香りで本当に素敵な空間でした。
お仕事の合間に練習や準備、本当に大変だったと思います(T_T)
私も施術して頂いて感動しました☆
アロマテラピーについての説明や、精油の効能もばっちりです☆
なんとラベンダーサシェのお土産つきです!
待合室では緩和ケアについてのパネル展示や、看護師さんたちのかわいいわんちゃん、ねこちゃんの写真展も。病棟の優しい雰囲気そのままで、とっても癒されました。。。
「緩和ケアは終末期に行うもの」というイメージが未だに先行していますが、がんと診断された時から行っていくのが緩和ケアです。
通院での治療、入退院をしながらの治療、社会生活を送りながらの治療、それら全てのシーンでサポートしていくものです。
身体のケアだけでなく、心のケアも大切です。不安は心に痛みをもたらせます。
がん診療連携拠点病院には、がん相談センターもあります。
何でも相談なさってみて下さいね。
私は今は、コロナ以前のように病棟で直接患者さんに施術をすることはできませんが、看護師さんたちにアロマテラピーの学びを深めて頂いたり、サロンでみなさんをケアすることによって、結果として患者さんの力になれたらと思っています。
そして、県北の病院にも本当に頑張ってほしいです。
何かありましたらお気軽にお問い合わせ下さい♪
















