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2025-04-06 15:53:00

在宅介護と緩和ケア

国際アロマセラピスト連盟 International Federation of Aromatherapists (IFA)

ウェビナーに登壇させて頂きました。ご興味のある方はどうぞご覧ください。

会員でない方も友達会員になると視聴できるそうです。

https://ifaroma.org/ja_JP/home

セミナーのテーマは「在宅介護と緩和ケア」です。

 

お話をさせて頂いた内容は

 

  1. 在宅介護で気づいた3つの大切なこと
  2. アロマテラピーと緩和ケア
  3. 今後の課題

 

<1>在宅介護で気づいた3つの大切なこと

本人のケア、家族のケア、私自身のケアについて行ったこと

 

テキストより抜粋

自分自身のケアは芳香浴でストレス緩和、セルフトリートメント、サロンでアロマトリートメントなど。

クラフトでホームケア、ハーブティーやフラワーレメディの飲用。

浮き沈みはあったけれど、「アロマがあったからこの程度ですんでいたのかな」と思う。

不調な自分が最高のクライアントとなった。

どんなにしんどい時でもアロマテラピーだけは手放すことがなかった。夢中になれるものを持つというのは、自分を保つ上で大切なことだったのかもしれない。

何よりも「自分にもできることがある」ことが、自分自身への最大の慰めとなった。

この体験から、患者さんのご家族にもケアを伝えている。

 

<2>アロマテラピーと緩和ケア

病棟で行っていたアロマテラピートリートメントのボランティアについて

きっかけや実際の流れ、施術内容、使用した精油、また患者さんの反応やセラピストの感想も紹介

 

<3>今後の課題

1・ 安全な技術と正しい知識の提供

2・ 自分の感覚ではなく、「見える化」する

説得力を持つ、安心安全に繋げるためにも、「感覚」という見えないものではなく、きちんと「見える」形にしていくことが重要。

3・ チームで動く

一人の力は小さいけれど、みんな集まれは大きな力になると感じている。補ったり助け合ったり高め合ったり。精油と同じ!

4・セラピストの質の向上

安心安全なケアは、セラピストの質に左右される。知識、経験、人柄、そのすべてが評価対象となる。所属する団体の垣根を超え、切磋琢磨できる環境を作っていきたい。

5・セラピストが活躍できる世界

セラピストの地位は低いと常々思う。自分が思うような活動できている人は、ほんの一握りなのでは?

医療や介護の分野で、アロマセラピストは必要不可欠!お給料も支払います!そんな世の中になったらいいと思う。