Weblog
在宅介護と緩和ケア
国際アロマセラピスト連盟 International Federation of Aromatherapists (IFA)
ウェビナーに登壇させて頂きました。ご興味のある方はどうぞご覧ください。
会員でない方も友達会員になると視聴できるそうです。
https://ifaroma.org/ja_JP/home
セミナーのテーマは「在宅介護と緩和ケア」です。
お話をさせて頂いた内容は
- 在宅介護で気づいた3つの大切なこと
- アロマテラピーと緩和ケア
- 今後の課題
<1>在宅介護で気づいた3つの大切なこと
本人のケア、家族のケア、私自身のケアについて行ったこと
テキストより抜粋
自分自身のケアは芳香浴でストレス緩和、セルフトリートメント、サロンでアロマトリートメントなど。
クラフトでホームケア、ハーブティーやフラワーレメディの飲用。
浮き沈みはあったけれど、「アロマがあったからこの程度ですんでいたのかな」と思う。
不調な自分が最高のクライアントとなった。
どんなにしんどい時でもアロマテラピーだけは手放すことがなかった。夢中になれるものを持つというのは、自分を保つ上で大切なことだったのかもしれない。
何よりも「自分にもできることがある」ことが、自分自身への最大の慰めとなった。
この体験から、患者さんのご家族にもケアを伝えている。
<2>アロマテラピーと緩和ケア
病棟で行っていたアロマテラピートリートメントのボランティアについて
きっかけや実際の流れ、施術内容、使用した精油、また患者さんの反応やセラピストの感想も紹介
<3>今後の課題
1・ 安全な技術と正しい知識の提供
2・ 自分の感覚ではなく、「見える化」する
説得力を持つ、安心安全に繋げるためにも、「感覚」という見えないものではなく、きちんと「見える」形にしていくことが重要。
3・ チームで動く
一人の力は小さいけれど、みんな集まれは大きな力になると感じている。補ったり助け合ったり高め合ったり。精油と同じ!
4・セラピストの質の向上
安心安全なケアは、セラピストの質に左右される。知識、経験、人柄、そのすべてが評価対象となる。所属する団体の垣根を超え、切磋琢磨できる環境を作っていきたい。
5・セラピストが活躍できる世界
セラピストの地位は低いと常々思う。自分が思うような活動できている人は、ほんの一握りなのでは?
医療や介護の分野で、アロマセラピストは必要不可欠!お給料も支払います!そんな世の中になったらいいと思う。